院長ごあいさつ

鶴川サナトリウム病院 院長
林 重光

世界でも類をみない高齢化率の我が国において、高齢者に対する医療は見本が無く、今後は高齢化が進む国々にとっての格好のお手本となり、病気を治すのみでなく、治らぬ病気と上手に付き合う方法を提供していかなくてはなりません。同時に、高齢者は複数の併存疾患を有し、また近年は生活環境として独居や高齢世帯の増加もあり、医療介護連携をさらに展開させながら、高齢者とそのご家族の身体面・精神面・環境面等、多方面から、地域の皆さまのニーズに応じた医療を提供する責務があると考えております

令和元年、認知症施策推進大綱が発表され、我が国は認知症施策の新たなステージとして、「認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられる『共生』を目指し、その基盤のもと、通いの場の拡大など『予防』の取り組みを進めていくことを掲げました。
認知症疾患医療センターとして、認知症初期集中支援事業、認知症カフェ、新設したMCI(軽度認知障害)トレーニングスタジオ等、この地域において、生活人として希望を持ってご本人さま「らしく」日々を過ごせるよう、個別性の高いプランを多職種にて考え、切れ目のない医療支援体制と地域連携体制の構築を進めて行く所存です。

患者さまやそのご家族に常に笑顔で向き合う病院作りを使命として、職員全員で取り組んでまいります。