7月2日(火)4日(水)、院内職員食堂にて、全職員を対象に認知症キャラバン

『認知症サポーター養成講座』を開催しました。

今回は、町田市の高齢者福祉課 地域支援係の国弘麻未さん、シルバー人材センターから認知症キャラバンメイトである石川信二さんによる講義を約90名の職員が受講し、認知症サポーターの証であるオレンジリングを身に付けました。

町田市の高齢者福祉課 地域支援係 国弘麻未さん

認知症キャラバンメイト 石川信二さん


認知症サポーターって?

認知症サポーターとはなにかを特別なことをする訳ではありません。認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援者になってもらいます。そのうえで、自分のできる範囲で活動します。たとえば、友人や家族にその知識を伝える、認知症になった人や家族の気持ちを理解するよう努める、隣人あるいは商店・交通機関等、まちで働く人として、できる範囲で手助けをする、など活動内容は人それぞれです。また、認知症サポーターになると「目印」として、ブレスレット(オレンジリング)が渡されますが、「オレンジリング」を身につけると認知症の方や介護者がちょっと手伝って欲しいと思う時に声をかけやすいような目印にもなります。


全ての職員が認知症サポーターとして、来院される患者さまの対応はもちろん、地域の認知症の方々の「応援者」になっていければと考えています。

 

昨年デザインがリニューアルされたオレンジリング。あまり知られていませんが、認知症キャラバン隊を率いるのは「ロバ隊長」。ロバのように急がず、しかし一歩一歩着実に進むイメージが込められているそうです。